「引っ越し大名」あらすじ&感想。高橋一生の演技がヒカる!

邦画
「映画『引っ越し大名!』 公式サイト」より

「引っ越し大名」の予告編動画

映画『引っ越し大名!』予告90秒 8月30日(金)荷造り開始!

「引っ越し大名」のあらすじ

あるとき、江戸の姫路藩主・松平直矩(及川光博)は幕府から「国替え」を命じられる。

国替えとは、藩士とその家族全員が他国へお引っ越しすることである。

国替えのリーダーとなる「引っ越し奉行」を募るも、この労力の大きい仕事を引き受ける藩士はいなかった。

そこでひょんなことから、書庫番をしていた引きこもり・片桐春之介(星野源)に白羽の矢がたつ。

脅しをかけられ半ば強制的に「引っ越し奉行」となった春之介だが、藩を背負った大イベントを前に右往左往する。

春之介の幼馴染で戦好きの鷹村(高橋一生)や、引っ越し奉行を亡父にもつお蘭(高畑充希)、藩の勘定頭である中西(濱田岳)といった仲間とともに、なんとかお引っ越しの準備を始める春之介。

果たして姫路藩は無事に国替えを成功させることができるのか…

「引っ越し大名」の感想

時代劇をベースにしつつも、違和感なくコメディを織り交ぜているので非常に見やすい作品です。

時代背景や歴史などの知識がなくても、「現代のお引っ越しの規模が大きいバージョン」と軽い認識でストーリーを追っても十分に楽しめるんですよね。

「お引っ越し大名!」というタイトルからも分かる通り現代人の身近なものとして観れるテーマになっていて、そこに江戸時代というフィルターを通すことで新鮮味のある動機付けや目的付けがなされたり、キャラクターを立たせやすかったりするわけですね。

「引っ越し大名」主人公・春之介

まず、主人公である片桐春之介は、藩領地の書庫に引きこもりながら日々兵法書などを読み漁るいわゆる根暗。

病弱で頼りない雰囲気は星野源という配役によっていっそう強調されて、観ているこちらも不安に駆られること必至です。

引きこもりではあるけど、そこはやはり主人公、圧倒的な知識量と記憶術によって立ちふさがる問題を次々に解決!
…と簡単にいかないのが面白いところ。

国替えの資金、労働力の確保、藩士たちの反発など、春之介の能力だけでは抱えきれないお引っ越しという大イベント。春之介は自然と周りの仲間たちに支えられていきます。

「引っ越し大名」春之介の幼馴染・鷹村の魅力

(映画『引っ越し大名!』公式サイトより)

春之介が恋に落ちる未亡人・お蘭や、春之介の義理人情に惹かれた勘定頭・中西と、魅力的な登場人物のなかでも僕がお気に入りなのは、高橋一生演じる春之介の幼馴染・鷹村です。

鷹村は姫路藩の藩士で指折りの戦好き。頭が弱い代わりに猪突猛進で、策を練るのが春之介の役割だとすれば高村はそれを実行するタイプ。

温厚な春之介は対照的な性格の鷹村を煙たく思うけれど、鷹村はそれを意に介さず、どんどん引っ掻き回していく。
そして時を経るにつれお互いに補い合っていく、というのがいかにも幼馴染という感じで、見ていてホンワカします。

春之介と鷹村の親友ならではのかけ合い、これが「引っ越し大名」の一番の見どころと言ってもいいでしょう。

ちなみに高橋一生といえば、甘いマスクで魅了する清純な役柄の印象があるのですが、鷹村のあっけらかんとした性格とか、戦の時の無邪気な様子とか、ドスの利いた声だとか、意外にもハマり役だったのが驚きです。

「引っ越し大名」ラストまで丁寧

とにかく春之介は相手が目上の人だろうと子どもだろうと情を抱いてしまう人柄なので、その印象を崩さないような作りのシナリオになっていて、最後の最後まで丁寧に描かれています。

特に、勉強熱心で春之介の理解者の一人でもある藩士・山里一郎太(小澤征悦)の物語は必見です。

山里は、いじわるな上士たちのなかでも唯一ともいえる良心。しかし引っ越し奉行を全うする使命にある春之介は、彼に対してある苦渋の決断をします。

春之介の決断が功を奏すのか、はたまた…

是非、実際に観て確認してほしいです。

「引っ越し大名!」まとめ

(映画『引っ越し大名!』公式サイトより)

いろいろ言いましたが、時代劇モノと思って敬遠するのはもったいないです!

難儀と思われたところがあっさり解決したり、逆に上士たちの思惑に突然邪魔されたりと、リズムが不定で観ていて飽きない脚本がスバラシイ!

もちろん、星野源や高橋一生といった豪華なキャスト目当てで観ても十分楽しめるかと思います。上記でも言いましたが、高橋一生のイメージとは違った破天荒キャラの配役が個人的にナイスだと思いました。

春之介たちのお引っ越し、ぜひご覧あれ!

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